自ら考える習慣を作る一要素。

「学ぶ」ことの中身を、ざっくり言えば「知識量」と「思考力」だ。

その両輪の内、ワタシはどちらかと言えば「思考力」を育む指導を重視している。

コチラの方が難しく、時間もかかるから。
知識の強化については、(最終手段ではあるけれど)・・・“とにかく量をこなす”という物量戦術もないではない。
それが良いとは思わないけれど・・・まぁ、手はあると。
が、「思考力」の養成はそう簡単ではない

「知識」も「思考」も、それを高めるためのトレーニングが必要な点に違いはないが、思考力のトレーニングは、目に見える形での実践がムズカシイ。
これは、子どもたちが頭の中でどの程度深く、どう思考しているのかを「見える化」することの難しさだ。
脳内の思考の深さの見える化・・・いゃぁσ(^_^;)?

昔ながらの「漢字や英単語をひたすら書く」というトレーニング法も「知識系」の強化にのみ成立する手法だろう。

思考力を強化するために・・・。

手っ取り早いのは、「考えるのを好きにさせる」ことだ。

その準備段階として、「できる」という実感は重要だ。
子どもたちの気持ちを「前向き」に奮い立たせ、チャレンジする舞台を用意するのは、大人の義務ではないだろうか。

自分らの都合を優先したり、親のプライドや塾の実績を気にすることは、ひとまず脇に置いて欲しい。

最後に・・・。

どうだろう?
10は作れましたか?

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